【母娘】親からの持ち物チェックがうざい…対処法はある?

家庭・毒親

相談:ぷに子(21)母に私のカバンをあさるのをやめてもらいたいです

こんにちは。現在、大学生のぷに子といいます。

今は大学の寮に住んでおり一人暮らしなのですが、実家から頻繁に「帰ってこい」と電話があります。

…それで、嫌々帰るのですが。帰ると必ず母親のカバンを漁るのです。どこに置いておいても無駄です(ちなみに、私の部屋には鍵がついていません)。

しかも、私が不在の時に漁るのです。

「ちょっと犬の散歩に行ってきてほしい」とか、「買い物してきてほしい」とか…。何かと理由をつけて、私を不在にさせて、持ち物チェックするのです。そして私物に延々とダメ出しされます。

以前、コンビニでアイスを買ったレシートが見つかり、「無駄遣いだ」と怒られました。あと、我が家はおしゃれが禁止なので、ネックレスとかアクセサリーが見つかった時も大変でした。

友達が誕生日にワンピースを買ってくれて、それを地元の同窓会に着て行きたかったので、鞄の奥底に紙袋に入れて隠し持っていたのですが、それも見つかってしまい、ハサミを入れられました。悲しかったです。

通帳とかも買ってに見られるのが嫌です。何度「やめてほしい」といっても、「何が悪い」と全く理解してくれないか、喧嘩になってしまいます。

どうすれば、母に私のカバンの中身を漁るのをやめてもらえるでしょうか。

※これは当時、本当に筆者が悩んでいたことです

回答:母に鞄を開けるのをやめさせようとしない

ぷに子さん。

ぷに子さんは、実家に帰るたびに毎度毎度、お母様に鞄を漁られるですね。

小中学生ならともかく、ハタチを過ぎてまで持ち物検査があるとは、子供扱いされいるようで…親からまだ管理されているようで嫌な気持ちになりますよね。

ただ、率直に言って、私は貴女のそのお悩みの方に疑問があります。

お母様は、ぷに子さんが何度「やめてほしい」と言っても「娘の鞄を漁る」という行為をやめてくれないのですよね。

…これまで何度言ってもやめてくれなかったのに、なぜ毎回「今度こそ、言えばわかってくれる」と思うのですか?「この人はまたやるだろう」と考えるのが自然です。

鞄を漁られるのが嫌なら、漁られても問題ない鞄を持って帰省しないのは何故ですか?

私からは、貴女に学習能力がないと回答させていただきます。

同居ならともかく、貴女は一人暮らしをしており、実家には「帰省する」のですよね。その時の鞄であればいくらでも工夫できるはずですよ。

実家への帰省は営業だ!バッグもビジネス用に

実家へはなぜ帰省するのですか?

…ご相談本文に、「帰ってこいと言われて、嫌々帰っている」とありますね。つまり、好きでもない親に(お世話になっている恩から)義務感で顔を出している。貴女の帰省の意義は、営業や挨拶回りと捉えてよろしいですね。

では、なぜ挨拶回りに行くのですか?

はっきり言いましょう。ご実家には、(両者にとって良好な関係を維持するために)ご機嫌を伺いに行ってのですよね?振り切って自立して生活をする力もないのですね。…じゃあ、ちゃんと仕事をしましょう!

「どうすれば目の前のお客様に、ご満足いただけるか」だけを考えるのです。

やれ、「暴言がキツい」「貶される」…いちいち傷つき笑顔を作れないようでは、まだまだ「共依存」であり子供の甘えがあります。貴女は既に、「帰省すること」決めたのです。中途半端な営業はやめましょう。

持ち物チェックをされることを前提に

持ち物チェックは、「あるもの」だと思いましょう。

銀行員のお姉さんを見習うのです。

以前私は、銀行員のお姉さんたちが、昼休みに職場から出てくるのを見たことがあります。皆、揃いの透明なバッグに財布など必要最低限のものを持って昼食に向かうようでした。…人様お金を扱う職務上、万が一にも不正がないように、支給されたバッグを使うのですね。

持ち物をチェックされることも含めて仕事なのです。

貴女も、実家に帰省するときは、状況に合ったバッグを持つといいでしょう。開けてひと目見れば、中に何が入っているのかすぐわかる状態が望ましいです。

「スッキリしすぎていて、覗き甲斐がない…」くらいがちょうどいいのではないでしょうか。お母様は、子供が変なもをを持っていないか不安なのです。「安心」を提供することを心がけましょう。

二十歳過ぎたのなら、帰省は仕事です。

【母に鞄を漁られる】実家訪問おすすめのバッグ

実家は、ビジネス用のバッグで行くことをお勧めします。カジュアルな服装にリュックサック…など、見た目が「あの頃のまま」だと、自然と子供扱いされます。

「娘も大人になった」と思ってもらえるような、スッキリしたデザインのバッグを用意し、できれば実家専用にしましょう。バッグを漁られて嫌な思いをするのは、「自分のプライベートを覗かれる」気がするからです。自室に勝手に入ってこられるのが嫌なのと同じですね。

バックとその中身を自分の「プライベート」から極力引き離した実家専用バッグなら、たとえ覗かれても、(感情的には嫌でも)困った事態にはなりません。見られて困るものは入れないのです。嫌な思いをしたら、自業自得くらいに考えて事前準備をしましょう。

なお、実家専用バッグの内ポケットには、親から送られてきたお守りなどを入れておくとポイントUPです(笑)

おわりに

…生物の研究者の中には、野生動物の群れに入り半年以上生活を共にする人もおります。群れで共に暮らすには、群れの掟を知る必要があります。「ツノが大き方がエライなんて理不尽」などとは言っていられません。「そういうものなんだな」と理解して、感情は抜きにして、その群れで自分の順位を理解して受け入れ、従うのです。

あなたお母様は、自分の持ち物とあなたの持ち物の区別がついていません。

もっと言うと、ご自身と娘の区別がありません。「境界線がない」という言い方もされます。…しかし、こんなことは毒親サイトを漁ればいくらでも書いてあります。特別珍しいケースではありません。

貴女が、実家と縁を切らずに「関係を続ける」ことを選んだのなら、その家族の性質をしっかりと把握し、掟を理解してうまく生き抜く必要があります。正論や説明、言葉はほとんどの場合に無意味でしょう。

鞄チェックも然りです。「やめてほしい」と言ってもやめてくれないのなら、「鞄の中身をチェックされる」ことを前提に持ち物を決めるのです。

営業先に他社製品を持って行って使うような真似をしないのと一緒です。「何を持っていても自由じゃん。勝手に見るな。」ではないのです。

プロ意識を持って、実家には挨拶に行きなさい。

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