【母娘】「今晩、何食べたい?」の恐怖…母をキレさせない正解は?

お役立ち

ぷに子(中3)からの相談

昨日、母にご飯何食べたいか聞かれて、「何でもいい」と答えたら、めちゃくちゃキレられました。

以前、「ハンバーグ」と答えたら、「手間のかかるもんばっかり食べたがって。まったく。作る人のことなんかな〜んにも考えてくれないんだから!」とキレられました。

次に(作るのが簡単そうな)「手巻き寿司」と答えたら、「高いもんばっかり食べたがってこの子はもう…」とキレられました。

その次は(簡単そうで安い)「ラーメン」と答えたら、「いつも栄養バランスとか考えて必死に作ってるのに…子供は結局ジャンクなものが好きなのよね!…はぁ。子育てってなんかの罰ゲームなのかしら。」と言ってしばらく機嫌悪そうで…、母を傷つけてしまったようでした。

そういえば、外食系を答えてしまった時があって、…無言でゲンコツでした。

なんかもう、どうせ何答えても怒るんでしょ…と思って「何でもいい…」って答えたら、これまでで一番怒られました。「親は奴隷じゃないんだよ!!」と言うなり、母はドアをバンッッッッと勢いよく閉めて、出て行きました。今は、台所ですごい勢いで何か刻んでいます。恐ろしくてどうしていいかわかりません。

次に「何食べたい?」と聞かれたら、何と答えればいいでしょうか。

回答:「何食べたい?」と聞かれたら…

ぷに子さん。

お母さんに「何食べたい?」と聞かれて、無邪気に自分が食べたいものを答えていいのは小学生までです。

中学生になったら、少し大人のコミュニケーションを心がけましょう。

質問をストレートに受け取るのではなく、お母さんは本当は何を答えて欲しいのかを考えて答えましょうね。

お母さんは本当は何を答えて欲しいのか、わかりますか?

答えて欲しいのは「夕飯のおかず」…そう、いっしょに献立を考えてほしいのです。

夕飯の準備といっても、献立を考える→買い物→調理→配膳となかなかの手間がかかります。そのほか、洗濯や掃除など並行して行わねばならない家事もたくさんあるのです。いろいろと考えることが他にもある中、疲れていると、献立を考えるのも面倒です。少し気を遣って、献立を代わりに考えるという家事を担いましょう。

あなた、もう家事できますよね?

”家事をする立場”で答えてますか?

”してもらう立場”で答えていませんか。…だとしたら、その態度がお母さんを怒らせているのですよ。

では、ここから「夕飯、何食べたい?」と聞かれた時の回答をご紹介します。

これまでの献立から選ぶ

ご家庭のルーティンメニューを覚えておきましょう。

比較的よく出されるおかずは、作りやすく、かつ作りなれているものが多いはずです。普段からメニューを覚えておき、好きなおかずベスト3くらいはすぐ頭に浮かぶようにしておきましょう

「ああ、それならすぐできるわ…。」と思ってもらえることが重要です。献立を考える労力と、調理の労力の両方を軽減するのです。

加えて、「それ、大好きなんだよね!」など言い添えるとなおGoodでしょう。

大事なのは、あくまでルーティンメニューからリクエストすることです。間違っても、特別な日のスペシャルメニューを答えないようにしましょうね。それは手間と金のかかる料理ですから…。

冷蔵庫の中身から献立を考える

これは、上記より少し練習が必要になります。

「じゃがいも、にんじん、玉ねぎ…なら、アレかアレ。」「卵と豚肉があるから、あとはアレがあれば…アレが作れる。」などなど、普段から考える癖をつけましょう。

いつものご飯が、何の材料でできているかよく見ておきましょうね。

冷蔵庫の中身からおかずを連想して、パッといくつか言えるようにしておくと株が上がりますよ。

究極の正解「私が作るよ」

夕飯に何が食べたいか聞かれる時は、たいてい献立を考えるのもめんどくさい日です。つまり忙しいか疲れているんですね。

「冷やし中華でいい?よければ私作るよ」

とでも言ってみましょう。

…ただ、普段から作りなれていないと、「台所の使い方が悪い」とか「その卵は明日のお弁当に使うはずだったのに!」とか爆発されるので、難易度はかなり高いです。

あと、家庭によっては「何を作っても母親から難癖つけられる」こともあります。それら試練を乗り越えてOK出るレベル(文句言われないレベル)になるまではかなりの道のりと言えます。やる気があれば、何度も怒鳴られ挫折しながら、まともなものができるようになるまで頑張りましょう。

「◯◯はどう?…そしたら、いつもの付け合わせは私が作るよ。」

など、部分的に担当するくらいがちょうど良いかもしれませんね。とにかく、家事に対する主体性を見せましょう。

***

「は?うざーーー」と思いましたか?「じゃあ、最初から献立考えてって言えば?」って思いましたよね?……自分を抑え、上司が自分に何を求めているかを汲み取る訓練だと思いましょう。どうすれば丸く収まるか、を考えていくのです。

最初、「面倒で嫌」に感じるのは、慣れていないからです。まず、5つくらい回答になるメニュー覚えておきましょう。あとは徐々に手伝えることを増やしていくのです。

ちょっと簡単なおすすめメニュー

筆者も主婦として、リクエストされて嬉しい簡単メニューをいくつか挙げておきます。

  • 麻婆豆腐
  • 冷しゃぶ
  • ニラ玉
  • パスタ(ミートソースなど)
  • 冷やし中華

…あたりですかね。

(なぜかラーメンは手抜き料理で、冷やし中華やパスタはOKの謎。)

Cook Doの使用がOKの家庭では、日々どのおかずがCook Doか把握しておいて、その中から選ぶとGoodです。簡単なんで。

まとめ

「作ってもらって当たり前」ではないのです。献立のリクエストを聞かれたら、きちんと考えて、主体的に家事に協力する姿勢を見せましょう。テキトーに答えたり「何でもいい」はNGです。

冷蔵庫に入っているものから連想したり、調理が簡単なものをリクエストしましょう。そして、ご自身もしっかり台所に立ちましょう。

  • ルーティンメニューを覚えておいてその中からリクエスト
  • 冷蔵庫の中身から作れるおかずを考える
  • 自分が作ることを提案する

キレられるのは、家事に対するあなたの「それ、私の仕事じゃねーし」という姿勢が原因です。日本語の上では「何が食べたいか」を聞かれていますが、リクエストされていることは献立を考えるというひとつの家事であることを学習しましょう。

理不尽ではないです。家庭を円満にしたくば、「そういうものである」ということをひとつずつ学習しましょう。

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