YouTubeチャンネル「キッズライン♡Kids Line」。登録者数が1000万人を突破し、ダイヤモンドの盾が贈呈されたとのことで話題になりましたね。ですが、その動画の再生回数が意外と少ないとが噂になっているようです。
今や日本一のYouTubeチャンネルとなった「キッズライン♡Kids Line」ですが、その動画の再生回数の少なさに目をつけたユーザーが、「登録者を買っているのではないか」と疑問の声を上げたようなのです。
一時期は炎上騒動ともなった「キッズライン♡Kids Line」の噂は本当なのでしょうか!?
「キッズライン♡Kids Line」の動画再生数は本当に少ないのか
親子向け人気YouTubeチャンネル「キッズライン♡Kids Line」が、登録者数1000万人を越え、日本一に輝きました。しかし、登録者数の割に再生回数が少ない動画が多いとの声が上がり、「本当にそんなに登録者はいるのか?」と疑問視する人が現れたようです。
では、まずYouTubeランキングで登録者数上位5位までを見てみましょう(2020年9月18日現在)。
1位:キッズライン♡Kids Line
登録者:1200万人 動画数:4767本 総再生回数:約96億回
2位:はじめしゃしょー
登録者:893万人 動画数:2205本 総再生回数:約75億回
3位:HikakinTV
登録者:867万人 動画数:2773本 総再生回数:約75億回
4位:せんももあいシーCh
登録者:847万人 動画数:2751本 総再生回数:約60億回
5位:フィッシャーズ
登録者:648万人 動画数:2193本 総再生回数:約103億回
一目見てわかるのが、「キッズライン♡Kids Line」の動画数および総再生回数は、2位を大きく引き離してダントツなのです。また、「奈良公園で鹿に餌やり」と題された動画は再生回数7.1億回を叩き出すなど、再生回数が億を超える超人気動画が数本あります。
つまり、あなたがパッと目にした動画の再生回数が数万回だったとしても、UPされている動画の数の多さと、超人気動画があるおかげで、総再生回数は文句なしに多いのです。よって、「キッズライン♡Kids Line」の動画は再生回数が少ないのにチャンネル登録者数は異常に多いとう噂は決して正しいとはいえません。
「キッズライン♡Kids Line」が炎上!?その理由と真相は?
その「キッズライン♡Kids Line」の驚異的な登録者数を巡って、「登録者を買っているのではないか」との疑惑が浮上し、一時期は非難のコメントや動画に低評価をつける人が続出した模様です。
しかし、これに対し、「キッズライン♡Kids Line」は公式twitterで、そのような事実はなく誠実に運営していることをコメントしています。
また、「キッズライン♡Kids Line」はYouTubeから公式に表彰され盾を贈呈されていますが、それには複数回に渡る厳しい審査を通過せねばなりません。そもそも、既に人気が確立したチャンネルが、リスクを負ってまで(=規約違反としてペナルティを受ける恐れがある)登録者数を買うメリットがありませんし、たとえ買えたとしても100万人単位での購入はまず不可能でしょう。
炎上に至った理由を考察
「キッズライン♡Kids Line」って子供がいないと知る機会がないんですよね。話題になった時は、確かに、筆者も「キッズライン♡Kids Lineってそんなに有名なの?聞いたことないんだけど…」と思いました。
Youtubeチャンネル「キッズライン♡Kids Line」が、大人である私たちの「あなたへのおすすめ」に現れることはまずありません。また、幼稚園・保育園に通う子供がいなければ「キッズライン♡Kids Line」が家庭で話題になることもありませんよね。そうした理由で、一部の(特に子供のいない)大人の間では認知度が低かったことが、疑惑につながった可能性があります。
また、こうくん・ねみちゃんは、Hikakinさんやはじめしゃしょーさんのようにテレビなど他のメディアへの露出がないことも、私たち大人の間での認知度の差を生んだ理由のひとつと考えます。
視聴者は幼児である
さらに、私たち大人は、気に入った動画でも(作業用BGM等でなければ)何度も何度も視聴することがないのに対し、子供は自分の気に入った動画を延々と見ることもあるでしょう。筆者も3歳くらいの頃、ディズニーアニメ「3匹の子豚」をビデオで延々と見てました。そういったことも考えると、再生回数の多さもうなずけます。
「キッズライン♡Kids Line」は、再生回数の割に「高評価が少ない」などという人もおりますが、よくよく考えると、子供がいちいち動画を評価したりはしませんよね。再生回数や評価を議論する際は、そのような大人と子供の違いを考慮する必要がありそうです。
まとめ
今回は、登録者数や再生回数の妥当性が話題になりました。そのような議論の際には、子供をもつ大人・持たない大人の間での話題性や認知度の違いや、大人と子供での動画の視聴の仕方の違いなどを考慮する必要があることがわかりました。
- 「キッズライン♡Kids Line」はUPされている総動画数がダントツ
- 「キッズライン♡Kids Line」の再生回数は不自然に低いとはいえない
- 登録者数を買うリスクが、そのメリットを上回るとは考えられない
- 大人対象の動画と子供対象の動画を並列で比べるべきではない
「キッズライン♡Kids Line」は、1日3本の動画を上げ続けており、日々ファンの子供たちを楽しませ、いっときのベビーシッターになって、ママ・パパに休息をくれます。海外でも同様の動画は伸びる傾向にあるようで、「キッズライン♡Kids Line」の「日本一」という結果は、戦略と努力の賜物といえるでしょう。
「キッズライン♡Kids Line」には海外からのアクセス(英語タイトルあり、日本語がわからなくても楽しめる)も少なくないようで、今でも快進撃を続けています。
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